めくるめく植物生活

毎日の癒し・人生の癒し。観葉植物の育成日記。

乾燥した苔を復活させたい①

 

はじめに

またまた仕事にかまけてずいぶんと放置していたのですが、なぜか4月は100PV達成したとのお知らせが。どうやら実生ガジュマルの記事が検索上位に出てくるようですね。あの子達は無事育っています。

さて、しばらくぶりのブログで、かつ、しばらくお手入れもしていなかったので我が家の子供達も野性味溢れる姿になっております。しかし、木の方は野生値が高まるだけで済んでいるのですが、長寿梅の下に張り付けられている苔の方がかなりまずい感じになってきました。冬場、白く乾燥気味であったのが(春直前の長寿梅と苔 - めくるめく植物生活)、長寿梅の方のペースに合わせて水やりをしているうちにだんだんと茶色になり、最近ではさらにそれが白くなる始末。触ってみると、痛い…。刺さるんですね、手に苔が。霧吹きで濡らすペースは上げているのに、まったく回復の兆しなし。これはまずい。
調べてみると、このように乾いてしまった苔玉は20分ほど水に浸けてやるのを繰り返してやる必要があるようですね。ものの試しに剥がしてみたら、ちょっと木の方の根が絡んでいるようでしたらすんなり剥がすことができましたので、荒療治ですが、水に浸けてみることにしました。

 

なお、この記事のタイトルが「復活させる」ではなく「復活させたい」なのは、これが本当にあってんのかわからないからです。お困りのみなさん、どうかこれはすぐりの試行錯誤のひとつであることをお忘れなく!

 

乾きが広がる苔

ご覧のとおり、緑の部分がほとんどなく、白と茶色が広がっています(黒いところは影)。冬場に乾燥していたときには全体的に白くなってきたような印象でしたが、だんだんとそれが茶色になってきたような印象です。触ると軽いしチクチク痛いし、素人ながらにこれはまずいと思わされる状態です。

 

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水につける

苔玉が乾燥してしまった場合は、20分ほど水に沈めてやると中まで水が行き渡って回復するようです。長寿梅の鉢ごと沈めると根が腐りそうですので、苔を剥がしてつけることにしました。

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沈めると、ぶくぶくと空気が抜けてきます。苔玉と違い、全体が大変軽いため浮いてきてしまいますのでm指で押さえて沈めます。空気の抜けるのが振動として伝わってきます。
また、おそらく乾ききってしまったと思われる苔が抜けていきます。こんなに乾いてしまっていたのかと反省。指先がうるけてきますが20分待ちます。

 

ちなみに剥がした長寿梅の根元はこんな感じ。苔は金具に刺さっていたんですね〜。

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20分経過


20分がたちました。なんとすでにしてつける前より緑になってる(それにしてもなんだか見た目がグロテスク…)。

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これをまた長寿梅の根元に張っていきます。剥がす前より幾分乱れましたが仕方ないですね。

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しばらくはこれを繰り返してみます。果たして復活するのか。お楽しみに………!

実生ガジュマル育成記①

こんにちは、すぐりです!

 

以前導入したウッドシェルフ、やはり狙い通り、簀の子効果によって下の子たちにもよく日が当たっていました。植物たちも喜んでいる様子。冬前に購入して本当によかった。

 

さて、今日はこの秋に気が向いて始めた実生ガジュマルについて取り上げたいと思います。

 

実生ガジュマルとは?

文字通り、実(タネ)から育てたガジュマルです。ガジュマルは沖縄の植物で、広域に分布するたいへん一般的な樹木です。市販のものはぷくっと太った幹が特徴で、愛らしい見た目と育てやすさで近年大変人気があります。

しかしこの太った幹、実は本来は根で、市販のものは根を土から出した状態なのだそうです。

すなわち、ガジュマルの繁殖方法でもっともメジャーな方法の一つである「挿し木」ではこのぷっくり幹はできないということ。ここがガジュマルファンの心を揺さぶり、「実生をしたい!」と思わせる点です。さまざまな実生栽培に挑戦するブログなどをみるにつけ、自分でもやってみたいと思うようになり、たまたまネットでタネが売っていたのをきっかけにこの秋ガジュマル実生に挑戦しました。

 

タネ購入

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ネット通販でタネを購入。大変細かい粒で、果肉なんだかタネなんだかさっぱりわからない状態です。販売者いわくこれで(約)100粒とのこと。

まずはこれをよくよく洗います。ガジュマルのタネには発芽を抑制する物質が付着しているため、まずはこの物質を洗い流すことが必要とのことです。自然界では、果実を食べた鳥や小動物の消化の過程でこの発芽抑制物質が洗い流され、糞に混じって土に落とされることで発芽を待つのだそうです。

 

植える

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まずはガジュマルのタネを水で洗います。夫に断って茶こしと使わなくなったタッパを使って種をもみ洗いしました。しかし、果肉の粉末が混ざっているため、正直どれが種だかわかりません。流しちゃったら困ると思い、結局タッパとボールを使って、もみ洗いで茶こしを通っていった物体を再び茶こしに通すということを何度も何度も行いました。10回弱行なって、ふと思いました。「水にちょっとつけてたらいいんじゃね?」ということで一時間ほど水につけてから、(またこのときもどれが種だかわからなかったので)洗うのに使った水ごと鉢にわけた土の上へぶっかけました(好光性の種子のため覆土は必要ありません)。

いかんせん「実生ガジュマルをやりたい!」と思い種を手に入れたのが8月の末でして、植えたのが9月の中旬でしたから、いくら関東とはいえ寒くなる一方の季節です。ネットを見ていると、新芽に冬を越えさせるのは難しいとの記述も散見されました。なんでこんな時期にやりたくなっちゃったんだろう……と自問自答しつつも、植えるからには一つでも芽を出してほしい、育って欲しい。小さな発泡スチロール箱(本当はレジャーのときにビールとか冷やすやつ)を買って、その中に分厚いアパレルショップかなんかの袋を敷きます。上は日が入るようにしたいのでラップで覆うことにしました。

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種の入った水の他にも、たっぷり水をあげたのち、発泡スチロールにいれてラップして窓際に放置しました。

 

2週間後(9月末)

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なんと芽がでました。しかも順当に2週間後。早い!

よく見ると2つの芽が出ています。ちっちゃい!可愛い!可愛い!可愛い!

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しかし2週間というのはかなり早いですので、まだまだ放置して待ちます。

 

1ヶ月後(10月中旬)

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さらにポツポツでてきました!かいわれ大根みたいですね〜!可愛い!

左側の方が多いのは、入射角的に陽がよくはいるからでしょうか。

 

4ヶ月後(2月中旬)

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成長しました。冬なので冷えたら怖いため水も控えめに(仕事でそれどころじゃなかったともいう)しており、水蒸気でラップが垂れ下がって空いていたりしましたけれども大変順調に育ってくれております。土が苔むしつつあるのはご愛嬌(すぐになんとかしなければ……)。

 

発芽はぼちぼちこんなもんだろうと思います。というか、思いの外うまくいってしまったので、これ以上増えても持て余します……。

植え替えはまた暖かくなってから。ぷっくりとした幹のガジュマルにするには長い時間が必要ですが、まずは鉢上げが楽しみです。

 

春直前の長寿梅と苔

おひさしぶりです!すぐりです!

仕事の繁忙期にまかせすっかりブログも植物も放置しておりました。

 

さて盆栽の長寿梅さん。

長寿梅の季節! - めくるめく植物生活ののち、もう一回派手に花を咲かせました。

が、それについては写真を撮る余裕もなくその間に咲き終わってしまい、気づけば花ガラだらけの姿に……。うう、すまない……長寿梅さん…………。

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 花ガラを全て取り除くと、新葉がどんどん出てきているのがはっきりとわかります。春が近づいてきましたね! 

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それより気になっているのが最初から植え込まれていた苔パイセンです。長寿梅の水やりのペース(より少しすくないペース)に合わせていたら、白っぽくなっちゃいました。乾燥…?と思っていたところ、どうやら休眠状態のようです。そろそろ春ですから、春の陽射しに目覚めて復活してくれれば良いのですが……。

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長寿梅の季節!

こんにちは、すぐりです!

 

今年9月の誕生日に職場の同期からもらった長寿梅。

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長寿梅は梅と言いつつボケ属の一種で、落葉樹のため、11月ごろから次第に葉が落ち始めます。この子も例に漏れず、また仕事に追われ水やりもすこし…すこし少なかったため、手をかけない間に枯葉まみれに。

 

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枯葉を一枚一枚取り除くとすっきり。新しい葉も、蕾も若干つき始めておりました。これまでにも9月からの3ヶ月の間で二回ほど一気に花を咲かせておりましたが、長寿梅は冬に花をつける樹木とのことで、それほど多くありませんでした。今回、ついに大量の蕾がつきましたのでさぞ美しかろうと楽しみにしておりましたが、このほど順調に咲きはじめました。

 

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こちら満開に咲いた様子です。

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白くて可愛らしい花ですね!あと何回咲くかな?

 

 

紹介③ ミニバラさん

一番の新入り、ミニバラさんです!

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すぐりはこの11月に結婚をしたのですが、婚姻届提出の際、市からお祝いでいただきました。結婚を期に植物をという計らいのようです。このミニバラの鉢とかすみ草のタネをいただきました(これ以外の品物はなかった……なんていうことは忘れよう)。冬だというのにしっかり咲いた立派なミニバラさんです。新たな仲間として加わっております。

大きな鉢へ植え替えないと、と思いつつまだそこまで手配をできていません……すでに新たな蕾もつけておりますので、元気に育ってもらうためにも、近々植え替えようと思います。

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ちなみに、最初の写真で咲いている花、そのままにしておりましたら、花の咲いている部分だけきれいにしおれまして、まるでドライフラワーのようになりました。

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ミニバラは病気をしやすいとのこと。能動的に育て始めたわけではないのでちょっと準備不足(と熱量不足)が否めませんが、長く育てられるように準備していきます。

 

 

ブログ移転と観葉植物棚

こんにちは、すぐりです!

 

少し前にアメブロで植物日記をはじめましたが、愛用のiPadからでは本当に投稿が不便ですっかり書かなくなってしまいました。これではいけない、だって植物たちにはいろいろ変化があったもの…!と一念発起して、開設早々、ブログのお引越しをしました。

ブログお引越しのブログがいろいろありましたので読んでおりますと、どうやらアメブロからはてなへの移転はFC2ブログのサービスを使わないとできないとのこと。まだエントリーも少なかったので(あるいは筆が止まったのは引越しを考えたからという元も子もない状態でした)、なんとかやれるかなと手動で一つ一つ再投稿いたしました。自分でやっておいてなんですが、た、大変面倒でした。笑(アメブロさん…不便です…!)

はてなブログ一発目の記事ですが、まず今のこの時点で引越してよかったなと心から思います。動作サクサク!動作環境重要ですね!これからは無理なくのんびり私の愛する植物たちを記事にしていこうと思います。

 

観葉植物棚・導入

さて、さっそくホットな話題です。本日、ついに観葉植物棚を導入しました。

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ちょっと前までは大きなガジュマル1つだったため、私室の窓際に床置きしておりました。しかしこの3、4ヶ月の間で8個の鉢植えを育てることになり、床置きも限界に。実際、邪魔な上に掃除もできず、いいこと皆無でした。どんな棚がいいのか三ヶ月ほど悩んでおりましたが、結局結構大型のものを購入しました。ニトリのウッドシェルフ(モック)。私室の家具は大部分がニトリですが、これほど難しい組み立ての家具は今までなかったです。笑

悩みに悩んだ結果、日当たりを考えて棚板が簀の子のものを選びました。したの子達にもしっかり日が当たると良いのですが。

ただ、大変不安なのが地震です。すぐりは関東在住のため、地震がまぁーーー多い(地震の少ない地方の出身のため、毎回毎回ビビりまくっています)。地震が来ても落ちにくいような対策をせねばと考えているところです。滑りどめシートを鉢の下に敷く、それぞれの段のしたの方にラップを巻く、など浮かんでおりますが、どうなのでしょう…?何か実践されている方がいればぜひご教示ください!

 

なんだか見出し機能を使いたいがためだけの記事になりました。これから慣れていきます。

それでは!

 

 

 

 

 

 

挿し木に挑戦①ー必ず水に浸すべし!

こんにちは、すぐりです!

朝晩はすっかり秋めいてきましたね!

さて、この夏、ガジュマルの挿し木に挑戦しました!

だらんと伸びきったガジュさん。もっさりです。
甘やかし甘やかし育てたままの伸びきった姿です。
この夏は剪定すると心に決めておりましたため、
どうせ剪定するなら挿し木に挑戦しよう!と思い立ちました。
(写真は剪定前の一部分。全景は大きすぎて…)

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いい感じの枝8本を、まずは水へ。
実験にあたりネットで調べたところ、
切った枝をそのまま直で土に植えると
発根率が下がってしまうとのこと。
どうやら挿し木をするなら
水に浸して発根させてからがいいようです。
なので、切り口を斜めに揃えた枝
(その方が水を吸いやすいらしい)を
水を入れたペットボトルにぶち込み、
明るい日陰でそのまま放置。

すると、
全部の枝がこれと同じようにガンガン発根しました。
(写真は数週間放置した後、
次の実験のために別の容器に移し変えて
さらに数週間放置したもの)

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今回の実験では、水にいれて一週間で発根し始め、
二週間後にはすべての枝が発根していました。
ただ……本当ならそこで土にあげても良かったのですが、
仕事に忙殺されてその心の余裕もなく
一ヶ月ほど放置しました(笑)

とはいえ、水に浸してから植える作戦、大大大成功です。


土に上げたのは3鉢7枝(1、3、3)です。
一つの鉢は、幹を編んでみました。

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イメージはパキラの編み込みですが、
その辺にあったお菓子の針金を使うというお粗末ぶり(笑)。
とはいえ編み込みも外れず、
成長もし始めているので、今の所順調です。
(写真は土に上げて二ヶ月後の様子)
幹が太く成長したらどうなるのか楽しみです。
また幹が伸びてきたら編んでいく必要があるのか、
ここからの手入れをどうしたらいいかもおっかなびっくりです。
これこそ実験の醍醐味ですね!(それにしてはお粗末ですが笑)


また、もう一つ実験してみました。
ハイドロカルチャーでの水耕栽培です。
こちらは次回をおたのしみに!